Interview

中途化粧品企画室 課長代理

育児をしながらの転職での第一印象は「社員を大切にする会社」

社員インタビュー

Q. 理系大学ご出身、いわゆる「リケジョ」として、就活を振り返るといかがでしたか。

今でこそ「リケジョ」という言葉が広まって、理系の女子学生も増えましたが、当時はリケジョが少なかったこともあり、就職活動は苦労した記憶があります。私はもともと化粧品が好きだったのでメーカーを幅広く受けていましたが、やはり研究職や商品開発職は狭き門と感じることが多かったです。
前職は新卒入社でしたが、実は面接日を間違って記憶していて無断欠席のような形になってしまいました。企業にお詫びの連絡をしたところ「面接に来てください」と言われ、半ば諦めつつ面接にお伺いしたのですが、驚くことにその場で内定が出ました。勘違いとはいえ非礼をはたらいた私にチャンスをくれる姿勢に感動して、入社を決めました。

Q. そのチャンスは存分に活かせたのでしょうか。

そうですね。この会社にはもともとカリスマ的な創業者がいたのですが、私が入社した時は代変わりして2代目社長が経営していました。熱心な愛用者がいるブランドだったので、イメージを維持しつつ、新商品をプロデュースしていくことが企画開発部門のミッションでした。ここでは本当に何でも担当させていただきました。大きいメーカーだと、基礎研究、商品のコンセプト決め、パッケージデザイン、マーケティングなどがそれぞれ部署に分かれて担当してますよね。私はそのすべてのプロセスを化粧品企画開発担当として経験させてもらいました。この時の経験は、フォーデイズでの仕事でも大いに活かせています。

Q. 前職ではそのほかにどのような経験をされましたか。

第一子の妊娠と出産という、大きなライフイベントがありました。産休と育休を取得し、もちろん仕事復帰するつもりで準備をしました。しかし職場に復帰すると、待っていたのは化粧品企画の仕事ではなく、コールセンターオペレータのポジションでした。急なポジション変更だったうえに、待遇面でこれまでよりもかなり低い条件を提示されて、率直に戸惑いましたし、化粧品企画開発の仕事に大きなやりがいを感じていたので、異動後は仕事を淡々とこなす感覚になってしまい、正直悶々としていました。

Q. その時に出会ったのがフォーデイズですね。

元上司の方にこの会社を紹介していただきました。突然面接のお話をいただいて、スーツに着替える間もなく仕事終わりの足でフォーデイズの本社に面接にお伺いしたことを、今でもよく覚えています。
育児をしながらの転職なので、自分の状況を説明したのですが、拍子抜けするくらいあっさり受け入れていただきました。「社内には、同じような状況の社員も複数いるから、遠慮しないでください。」と言われました。入社の時期にも配慮していただいて、「社員を大切にする会社」というのが私のフォーデイズへの第一印象です。

Q. フォーデイズに転職して、化粧品企画開発のお仕事にカムバックですね。

当時は、食品と化粧品を開発する部署に配属となり、私は化粧品企画開発を担当しました。最初に担当した商品はデイベールBB(BBクリーム)でしたが、不安もありましたね。1社での企画開発しか知らないので、私の仕事の方法はあっているかな、もっと効率の良い方法はないかなと探りながらの部分もありました。でも仕事を進めるうちに、フォーデイズは大きい裁量権をもって仕事ができることに気が付きました。化粧品企画開発の1から10まで関わることができます。前職での経験を活かしつつ、新しいことにも挑戦できているので、とてもやりがいを感じます。

Q. フォーデイズでの化粧品企画開発のやりがいは何でしょうか。

品質など守るべき部分は守りつつ、チャレンジの余白があることですね。フォーデイズのスキンケア製品は、肌の安全性を担保するために、着色料や香料等、使用している成分に制限をかけています。ただ、その制限に縛られすぎることなく、安全性が担保された範囲内で、柔軟な企画開発を行えます。前職ではすべての製品でその制限を適用し、例外が許されませんでした。それも会社の方針として良いとは思いますが、フォーデイズではそれぞれの用途に合わせたチャレンジができるので、その点でやりがいがあります。
また、会員の皆さまが製品の変化、進化をポジティブに受け入れてくださることもポイントです。前職では、たとえ使用感の向上などがあっても「ブランドイメージを変えないで」という要求が高く、結局製品に反映できなかったアイデアが多々ありました。フォーデイズの会員の方は柔軟な考えの方が多いですし、会員様と一緒に商品を企画開発しているとも言えます。

Q. 育児と仕事の両立は決して簡単なことではないと思いますが、いかがでしょうか。

育児をしながらの入社でしたが、時短勤務はしたことがなくずっとフルタイムです。フォーデイズで第二子の妊娠と出産を迎えましたが、この時は産後6週間で職場復帰しました。
家族のサポートだけでなく、会社の理解とサポートがあってこそだと思います。そういえば、第二子を妊娠中に和田社長にオフィスで声をかけていただいたことがあります。「無理をしないで、在宅勤務で対応できることは在宅で対応してくれても大丈夫ですよ。」と言っていただき、本当に社員一人一人を見てくださっているなと感じました。

Q. 女性管理職として、部下の育成もされていますね。

現在2名の女性メンバーを育成しています。一人は同じ領域に経験のある方として入社したメンバーで、もうひとりは社内初の公募制度を利用して異動してきたメンバーです。経験、バックグラウンド、仕事の進め方も異なるふたりなので、それぞれに合うと思う教育を心がけています。それこそ、和田社長のようにどんなに忙しくてもひとりひとりに目を配り、気を配れる上司でありたいと思っています。

Q. 最後に、女性から見たフォーデイズの魅力を教えてください。

育児をしながらフルタイムで入社して、第二子の出産後は産後6週間で復帰しましたが、すべて私自身が希望して決めたことです。社内にも、妊娠・出産というライフイベントを経験して仕事に復帰している社員がたくさんいますが、やりたいことにやりたい形で取り組む姿勢を、お互いに尊重してサポートする気持ちが社員の間にあると思います。これは、お客様により良い製品をお届けし、より豊かな人生が送れるように応援しようという会社の想いと共通しています。この想いが社員一人一人に浸透し、体現されていることがフォーデイズの最大の魅力だと思います。

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